パチンコ店に設置されているパチスロ
パチスロと略されていますが実際には「パチンコ型スロットマシン」の略称で、法律上は「回胴式遊技機」と呼ばれています。
回胴という漢字のイメージからは「胴体部分が回転する」といったパチスロ機のドラムリールを指しているであろうことは想像できますが、実際には「回胴」という単語のみで使用することはほとんどなく、あくまでも回胴式遊技機=パチスロ機ということになります。
本来はカジノ向けに作られていた「アップライト型スロットマシン」がオリジナルではありますが、今ではアップライト型の筐体はパチンコ店には存在していません。(平成の初期頃までは沖縄県内のパチンコ店には現存していました。)
アップライト型スロットマシーン:イラストのような、レバーをガチャっと下げて操作するタイプのスロット。ゲームセンターなどではまだ見かけることがあります。
つまり、アップライト型から現在のパチンコ店のサイズに収まるような筐体に変更されて「パチンコ型スロットマシン」という名称になったわけですね。
そのように元来はカジノから入ってきた文化ですが、モノづくり大国日本で独自の発展を遂げたパチスロ台が今ではアジアを中心とした近隣諸国へ進出しています。
数年前は韓国や北朝鮮が主な輸出先でしたが、最近ではかつて国内のパチンコ店で打てた旧台がメインに設置さていることを理由に台湾パチスロが話題になっています。
パチスロにおけるリプレイの存在
ところで、パチスロを打つ人であれば馴染みのある「リプレイ図柄」。
コインを使わずに再遊戯することが可能な役ですが、メダルの増減で考えれば「3枚減って3枚プラスでプラマイゼロ」ならこれが存在する意味ってある?と考えたことはありませんか?
まず、遊技に使用するメダルの借り賃は1枚20円以下と定められています。
これは消費税を除いた金額なので、最近では千円で47枚の貸出(1枚あたり21.27円)を行っているパチンコ店も多く存在します。
さらに「射幸心をそそらないように=激しい出玉推移になりすぎないように」という意味合いで「1分間に400円相当以上分の遊技をできないように」という決まりが風営法で存在します。
リプレイが存在することで、この1分間に400円相当という「メダル(お金)を使わせすぎない」というバランスがうまく保たれているわけですね。