伊東豊雄 私の履歴書(5)東大建築学科
建築家
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浪人中の夏、文系から理系へ転向した。義兄が早稲田大学の電気通信科出身だった影響もあって、早稲田の電気通信と東大の理科一類を受験。東大へ進むことになった。
東大でも将来エンジニアを志して機械か電気を選ぼうと思ったが、教養課程で遊んでいたので難しかった。結局、消去法で「建築」を選ぶことになった。当時の建築学科は「工学部の落ちこぼれ」などと言われ、入りやすいとされていた。
それまで「建築」をあまり意識...

国際的に活躍する建築家の伊東豊雄さんは、長野県下諏訪町の諏訪湖のほとりで育ち、東京大学工学部建築学科を卒業後、建築家の菊竹清訓氏の事務所を経て1971年に独立しました。順風満帆に見えますが、オイルショック後の仕事のない時代に事務所をやりくりしながら斬新な住宅を手がけ、国内外で話題作を手がけるチャンスをつかんでいきます。代表作の「せんだいメディアテーク」(2001年)は、鉄とガラスの森さながらのデザインで後の公共建築に大きな影響を与えます。2013年には建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞を受賞。人々のための建築とは何かを考え続ける伊東さんの半生記です。
(いとう・とよお)
(いとう・とよお)














