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Speculative Zone

最も読まれたメンバーシップ限定記事ベスト5(March/2025)

「WIRED SZ MEMBERSHIP」で毎月編集部がキュレーションする会員限定記事のなかから、先月最もメンバーたちに読まれた5本を紹介。
EDITOR'S LETTER

デジタル時代の終焉──『WIRED』量子コンピューター特集号の発売に際して、編集長から読者の皆さんへ

来たるべき「量子の時代」を考えるなら、そもそもデジタルの時代とは何だったのかを問うてみる。その差分から見えてくる“クオンタムネイチャー”の可能性とは。『WIRED』日本版最新号に寄せて、編集長・松島倫明からのエディターズレター。
FASHION

アシックスのテクノロジーと知見がふんだんに注ぎ込まれた、「量子的なGEL」:AS A TOOL: Entanglement

粒子かつ波でもあり、空間を超えて互いに強く結びつく、物体の最小単位。量子の性質や振る舞いは、わたしたちの経験も直感も通用しないといわれるけれど、いやしかし。先進性が際立つプロダクトには、重ね合わせやもつれがありそうな。例えばアシックスのハイパフォーマンスなシューズ。何しろその名も「GEL-QUANTUM」。

科学者はアーティストの“同志”──宇多田ヒカル「CERN探訪記」

キャリア25周年を記念したベストアルバムのタイトルが『SCIENCE FICTION』。CD初収録となる新曲のモチーフは「シュレーディンガーの猫」、あるいは「量子もつれ」。長年培ってきた“サイエンスへの求知心”を、ここにきて顕わにしだした不世出のアーティスト・宇多田ヒカル。そんな彼女が、素粒子物理の世界的研究拠点の一角、スイスのCERN(欧州原子核研究機構)を訪れて感じたこと、考えたこと。(雑誌『WIRED』日本版VOL.56「Quantumpedia その先の量子コンピューター」特集より一部抜粋)
Quantumpedia

高速光通信の技術を応用、「光方式」の実用化に挑む──量子コンピューティング時代を牽引する日本の大企業たち(3):NTT

日本国内で量子コンピューターの研究開発とその実装に早くから取り組んできた大手企業の研究者たちは、その未来をどのように見据えているのか。NTTは高速光通信の技術を応用することで、光方式の量子コンピューターの実用化に挑んでいる。

Most Recent

『WIRED』日本版編集部が選ぶ、2025年3月に公開した注目の5記事

この3月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、宇多田ヒカル「CERN探訪記」やユヴァル・ノア・ハラリへの単独インタビューなど、編集部が注目した5本のストーリーを紹介する。

OpenAI、「オープンウェイト」AIモデルを今夏リリースへ。サム・アルトマン明かす

DeepSeek「R1」の躍進や、メタのLlamaシリーズの人気などが後押ししたとみられる。
Quantumpedia

超伝導量子ビットの大規模化・集積化に向けた挑戦──量子コンピューティング時代を牽引する日本の大企業たち(4):NEC

日本国内で量子コンピューターの研究開発とその実装に早くから取り組んできた大手企業の研究者たちは、その未来をどのように見据えているのか。NECがプロジェクトマネージャーを務める内閣府によるムーンショットプログラムでは、2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータの実現を目指している。

NVIDIAの牙城を狙う、Extropicの新発想チップ

NVIDIAに挑むスタートアップExtropicが開発するのは、熱力学的な揺らぎを活用し、確率計算を効率化する新型チップだ。無謀にも思える挑戦だが、AI時代の深刻なエネルギー問題に対し、コンピューターの仕組みを再発明することで解決の糸口が見えてくるかもしれない。

More From Wired

Vol.56 Quantumpedia

Quantumpedia

忠実度「99.99%」への挑戦と、シミュレーションの “二刀流”:量子コンピューティング時代を牽引する日本の大企業たち(2):東芝

日本国内で量子コンピューターの研究開発とその実装に早くから取り組んできた大手企業の研究者たちは、その未来をどのように見据えているのか。東芝は99.99%という圧倒的な忠実度(精度)の高さを目指すと同時に、独自のアルゴリズムを一般的なコンピューターに搭載することで量子技術の社会実装に挑んでいる。
Quantumpedia

量子デバイスからアプリまで、全領域での研究開発を推進──量子コンピューティング時代を牽引する日本の大企業たち(1):富士通

日本国内で量子コンピューターの研究開発とその実装に早くから取り組んできた大手企業の研究者たちは、その未来をどのように見据えているのか。1954年に世界最古級のコンピューター開発に成功した富士通は、量子デバイスからアプリケーションまでの全領域の研究開発に取り組むことで、コンピューティングの歴史を前進させようとしている。
QUANTUMPEDIA

『進撃の巨人』『つるのおんがえし』『STEINS;GATE ELITE』 etc… 量子の世界を理解するためのカルチャーガイド

難しそうな量子の世界もエンタメを通じてならわかりやすい? アニメから映画、小説、ビデオゲームにボードゲーム。大阪大学で量子コンピューターの研究に携わる藤井啓祐教授に量子な要素を感じる作品を教えてもらった。

【精選 量子⽤語集】“⾔葉”をひもとく──量子コンピューターが好きになる(?)

「なぜその概念が量子コンピューターにとって重要なのか?」「そもそも量子コンピューターは、わたしたちの未来にどう影響するのか?」─。「これから」を理解するためには、何はともあれ言葉を知る必要がありそうだ。というわけで、今春、量子コンピューターの常設展示が新たに始まる「日本科学未来館」の叡智を存分にお借りした【精選量子用語集】を、ここにお届け!

SZ Membership

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独立系スキー場を絶滅の危機から救う“テック”企業の挑戦

スキーリゾートの高級化が進む米国で、このスポーツを庶民の手に取り戻そうと、テクノロジーを駆使してスキー場経営の常識を覆す新たなビジネスモデルの構築に黙々と取り組んでいるテックコンサルタント企業がある。
SZ MEMBERSHIP

“カミカゼ” 水上ドローンが変える海上の戦い

自爆攻撃を仕掛ける自律型の無人水上艇(USV)が強力な兵器となりうることが、黒海(ウクライナとロシア)と紅海(イエメンとイスラエル)の実戦で証明された。米海軍はここから何を学ぶのか? 問われる未来の戦争のかたち。
THE BIG INTERVIEW

ユヴァル・ノア・ハラリが『WIRED』に答えた10の質問

なぜシンギュラリティの到来は不可避なのか? なぜ宗教観の違いがAIの受容に違いをもたらすのか? デジタル民主主義の勝ち筋はどこにあるのか?──新著『NEXUS 情報の人類史』を携えて来日した稀代のビッグシンカーへの単独インタビュー。
SZ MEMBERSHIP

アマゾンのドローン配送に苦情多数、停止したテキサスの町では鳥や犬が喜んでいる

アマゾンのドローン配送サービス「Prime Air」は、米国のどの都市よりもテキサス州カレッジステーションで強い反発に遭った。いま、ドローンが姿を消したその町では平穏とプライバシーが取り戻されている。アマゾンがこの町から得た大きな教訓とは。

Science

超伝導で従来の理論を完全に覆す発見が示した“未知の領域”

謎に包まれた超伝導の仕組みは、これまで長らく物理学者たちを魅了してきた。この度新たに発見された超伝導物質はその謎をさらに深めるとともに、その応用の可能性を大きく拡げるかもしれないという希望ももたらしている。

白色矮星から放射される謎の「高エネルギーX線」の正体が見えた

40年以上にわたって白色矮星「WD 2226-210」から謎の高エネルギーX線が観測されてきた。その発生原因が、このほど解明されたかもしれない。米航空宇宙局(NASA)が運営する宇宙望遠鏡などの画像を交えながら解説しよう。

鳥の飛翔に学ぶ、未来の航空機を安定飛行に導く仕組み

鳥の羽に着想を得た自由に動くパネルを航空機の翼に取り付けると、乱気流による揺れを大幅に抑え、飛行の安定性を向上させることが、最新の実験でわかった。特に空飛ぶタクシーなどの小型航空機にとっては、画期的なメリットを秘めている可能性があるという。

動物の感情を“理解”できるAI技術が、動物福祉の未来に変革をもたらす

動物の鳴き声を分析して感情を高精度で分類できる機械学習モデルを、デンマークの研究者たちが開発した。この技術が実用化されれば、動物福祉や家畜管理、保全活動のアプローチに変革をもたらすかもしれない。

Netflixでいま観るべき、おすすめ番組40選【2025年最新】

「アドレセンス」や「SAKAMOTO DAYS」、「ボーイフレンド」など。注目の話題作が続々登場するNetflixのおすすめ番組を、US版『WIRED』編集部がピックアップした。

Databricks、AIモデルの“自己進化”を可能にする新技術を開発

AI企業のDatabricksが、強化学習と合成データを組み合わせた新技術を発表した。整ったデータが足りなくても、AIモデルが自律的に性能を高められるようになる手法だ。
SZ MEMBERSHIP

規制のない経済特区を米国に──トランプが後押しする「フリーダムシティ」計画

米国に「フリーダムシティ」をつくろうという動きが、活発化している。トランプ政権が公約にも掲げたこの構想は、連邦規制の一部が及ばない特区を作り出すものだ。推進するグループが複数ある一方、モデルとなったホンジュラスの「プロスペラ」は現地国民から強い反発を受けている。

シンプルな「Rain Design」のスタンドで、PCライフが快適になった

Rain DesignによるMacbook、iMac、iPad、iPhone用スタンドは、アップルの美学に寄り添う洗練されたデザインをしている。機能性も十分で、安定感がある。

米国入国時のデジタルプライバシー自己防衛ガイド

トランプ政権下、米国の国境ではスマートフォンやPCの中身を見られるリスクが高まっている。プライバシーを守るにはどうすればいいのか。専門家たちに、いまできる対策を訊いた。

暗号化アプリ「Signal」のダウンロード数、米で急増。トランプ政権の誤招待で注目

トランプ政権高官による軍事情報流出スキャンダルが、結果として暗号化メッセージアプリ「Signal」の爆発的普及につながっている。運営団体の担当者は、Signalがいま「米国での過去最大の成長」を遂げていると語る。

イーロン・マスクのxAIがXを買収。2社の未来は「絡み合っている」

ソーシャルメディア・プラットフォームの「X」は、イーロン・マスクがオーナーとなって以降、苦戦を強いられた。しかし、ドナルド・トランプが米大統領に再選されて以降、その運命は劇的に好転してきた。今後Xは、マスクのAIスタートアップ「xAI」の傘下に入る予定だ。

米誌編集長を誤招待、トランプ政権「Signal」チャット問題の本質

トランプ政権の高官たちが空爆計画を協議するグループチャットに、米誌の編集長が招待されていた問題が波紋を呼んでいる。セキュリティの専門家たちは、この問題で問われるべきは使われていたメッセージアプリ「Signal」の脆弱性ではなく、政権中枢の情報管理とその運用だと強調する。

どこでもAIにつながる未来、その鍵は「衛星インターネット」

AIエージェントが真価を発揮するには、どこにいてもインターネットにつながる「常時接続」が不可欠だ。その実現に向けて、Starlinkなどの衛星通信が大きな注目を集めている。

ユヴァル・ノア・ハラリ『NEXUS 情報の人類史』ブックレビュー by 池田純一

「情報革命により保守が自滅した21世紀にリベラル・デモクラシーを擁護する近代ヨーロッパ精神の代弁者」──。『NEXUS 情報の人類史』の著者ユヴァル・ノア・ハラリのことを、デザインシンカー・池田純一はそう表現する。そして池田によれば、『NEXUS』という書名、見事に「名は体を表している」という。本書が拓いた広大な知のフィールドを読み解くためには欠かせない、必読の航海図!

サメの皮膚を模倣して“抗菌”。ナノレベルの表面加工が、薬品いらずの細菌対策を実現する

セミの羽やサメの皮膚の構造をヒントに、細菌の付着を物理的に防ぐ表面加工技術をニュージーランドの研究者たちが開発した。化学薬品を使わない持続可能な抗菌の実現につながるかもしれない。

欧州で進む「米クラウド離れ」。トランプ政権下のデータリスク警戒

欧州の政府や多くの企業は、アマゾン、グーグル、マイクロソフトといった米クラウド大手のサービスを長年利用してきた。だが、トランプ政権の再登場により、セキュリティリスクを懸念する声が拡大。欧州独自のサービスへの移行を模索する動きが加速している。

サイドパネルで快適に。Google Chromeの「ブックマーク」管理法

散らかったブックマークに悩んでいる? Google Chromeの「すべてのブックマーク」サイドパネルを活用して、煩雑なブックマークを簡単に整理してみよう。フォルダ分けや検索機能を使いこなすことで、インターネットでの調べ物がスムーズになるはずだ。

市販ドローンの軍事転用リスク拡大──安価なアドオンの普及でセキュリティ企業が警告

TemuやAliExpressなど、中国の大手ECサイトで流通するドローン用アクセサリーの一部が、実際の戦場で使用されている可能性があるという。セキュリティ会社「Red Balloon」の研究者たちが懸念を示している。

ソニー・ホンダモビリティは、かくして「AFEELA 1」を“最終形”へと進化させた

ソニー・ホンダモビリティによるEVの量産モデル「AFEELA 1(アフィーラワン)」。CESでの発表後に米国で予約が始まり、国内外での実車展示で注目されている新モデルは、いかにして“最終形”へと進化したのか。社長兼COOの川西泉に訊いた。

SynchronとNVIDIA、“脳とコンピューターをつなぐ”技術を推進

ニューロテクノロジー企業SynchronがNVIDIAと提携し、脳とコンピューターをつなぐインターフェース(BCI)と「認知AI」の開発を進めている。思考だけで環境を操作する、新たなユーザー体験の実現を目指す。

OpenAIの「Deep Research」でオフィスワークの自動化が進む?

OpenAIの新AIツール「Deep Research」が注目されている。自ら調査の計画を立ててウェブを検索し、情報を整理してレポートにまとめるのが特徴だ。幅広いオフィス業務を自動化する可能性があり、これからの働き方にどんな変化をもたらすのかに関心が集まっている。

オゾンホールが南極から完全に“消える”未来が見えてきた

南極上空のオゾン層は半世紀の間で回復傾向にある。この兆しは自然変動によるものではなく、モントリオール議定書で定められたオゾン層破壊物質の削減の効果であることが、このほど最新の研究で証明された。

効果的な昼寝のコツとは? 睡眠の専門家が解説

昼寝は上手に実践すれば、集中力とエネルギーを高めてくれる。しかし、眠る時間やタイミングによっては、夜眠れなくなる原因をつくってしまうこともある。英ウォーリック大学のメンタルヘルス研究者が、パワーナップ最適化の方法を解説。

量子基準系が迫る「重ね合わせ」と「量子もつれ」の再定義

古典物理学の「基準系」を量子の世界に取り入れた研究グループが、従来の量子物理学に新風を巻き起こしている。「量子基準系」研究が、量子重力理論の成立への突破口となるかもしれない。

トップダウンとボトムアップが交錯するAIガバナンス:水野祐が考える新しい社会契約〔あるいはそれに代わる何か〕Vol.20

法律や契約とは一見、何の関係もないように思える個別の事象から「社会契約」あるいはそのオルタナティブを思索する、法律家・水野祐による連載。今回は、2025年から段階的に適用される「EU-AI法」を起点として、ボトムアップとトップダウンが織りなす、これからのAIガバナンスを考察する。