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EMP35

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
EMP35
EMP35
EMP35
種類 短機関銃
製造国 ナチス・ドイツの旗 ドイツ国
設計・製造 エルマ・ヴェルケドイツ語版英語版
年代 1930年代
仕様
口径 9mm
銃身長 250mm
使用弾薬 9mmパラベラム弾
装弾数 10発/20発/32発(箱型弾倉)
作動方式 シンプル・ブローバック方式
オープンボルト撃発
全長 840mm
重量 4500g
発射速度 約500発/分
歴史
設計年 1930年
製造期間 1931年1938年
配備先 ナチス・ドイツ軍
関連戦争・紛争 第二次世界大戦など
製造数 約10,000挺
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EMP35とは、1935年ドイツエルマ・ヴェルケドイツ語版英語版社においてハインリッヒ・フォルマードイツ語版英語版により開発された短機関銃である。

フォルマーが開発した「M1927」や「M1930」など一連の短機関銃の改良型として再設計された製品であり、長銃身型・短銃身型の二種類あったうち、短身型タイプにバレルジャケットを装着するなどの改良が加えられている。

設計にはフォルマー以外にエルマ社のベルトルト・ガイペル(Berthold Geipel)もかかわった。原型の頃から既存の短機関銃であるMP18/MP28も参考にしていたため、機関部分などはMP18/MP28と同様のシンプル・ブローバック方式オープンボルト撃発、給弾方式も機関部左側面から弾倉を装填するレイアウトを採用している。

安全装置は引き下げたコッキングハンドルをレシーバー側の溝に引っかける方式であった。射撃モードを切り替えるためのスイッチが右側に装着されている。引き金自体は短く引くとセミオート、引き切るとフルオートで作動するプログレッシブトリガーである。セミオートにセットされた切り替えスイッチは引き金をストローク途中で強制的に停め、フルオート位置まで引き切ることを防ぐ構造であった。トリガーガードの後ろには分解用のレバーが取り付けられており、前線でも容易に分解・整備を行えた。

木製銃床の前方下部には射撃安定用の木製フォアグリップが装着されている。後期バリエーションでは、フォアグリップの無いバージョンも生産されている。

弾薬は9mmパラベラム弾を使用し、当初はMP18で使用されていた32連スネイル弾倉を採用していたが、1928年から1929年にかけてフォルマーは弾倉の改良を行い、1930年には複列式の箱型弾倉に変更された。マガジンハウジングは銃の軸線に対して直角ではなく、わずかに前方へ傾いた角度で配置されており、これは給弾をスムーズに行わせるための方策である。

生産は主にエルマ・ヴェルケ社で行われ、ユーゴスラビアフランススペインなど国外に輸出され、スペイン内戦フランコ派によって使用され、後にEMP35はスペイン軍で制式採用されている。

ドイツでもナチス・ドイツの制式短機関銃として採用され、採用後は主に武装親衛隊ドイツ空軍などに配備された他にも、Kfz 13など装甲偵察車内の乗員用の副武装として配備されている。

関連項目

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