毛利敦元もうり・あつもと

生没 ?-1544(天文13)
生地
実父
実母
別称 毛利十郎

略伝

 織田信秀に仕える。
 1544(天文13)年、美濃稲葉山城攻撃の際に討死した。

配役

佐藤 誠(45) 麒麟がくる(2020・NHK)
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毛利伊勢もうり・いせ

生没 1830(天保元)-1873(明治6)
生地 長門国
家系 毛利氏
実父 毛利熙徳
実母 政子(毛利房衆女)
別称 毛利親彦

略伝

 長州藩加判役(家老)毛利熙徳の子。
 1838(天保9)年の父熙徳の死によりに家督を相続。長州藩(毛利家)に仕え、国元加判役、江戸近海防惣奉行などを務める。
 1863(文久3)年に隠居するが、1866(慶応2)年の第二次長州征伐で豊前口に戦うなど一線で活躍し、翌1867(慶応3)年には再び家督を相続して当主となった。

配役

白石タダシ(56) 花燃ゆ(2015・NHK)
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毛利興元もうり・おきもと

生没 1492(明応元)-1516(永正13)
生地 安芸国?
家系 毛利氏

略伝

 毛利弘元の長男。
 毛利元就の兄。1499(明応8)年の父弘元の隠居により家督を相続し、弘元同様、大内家に属する。
 1507(永正4)年、大内家を頼った10代将軍足利義稙とともに上洛し、1511(永正8)年の京都船岡山の戦いなどに出陣。その後、安芸が大内・尼子両家の草刈り場となると、周辺領主と盟約を結んでその結束を固めようとするが、宍戸元源のみがこれに応じず、合戦を重ねた。

配役

渡部篤郎(29)
芦田昌太郎(21)
後藤拓也
毛利元就(1997・NHK)
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毛利興元の正室もうり・おきもとのせいしつ

生没 ?-1523(大永3)
生地
実父 高橋久光
実母

略伝

 石見の国人高橋久光の子。
 毛利興元の正室となり、幸松丸をもうけた。

配役

一路真輝(32) 毛利元就(1997・NHK) 役名は雪の方/高橋元光の子
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毛利勝永もうり・かつなが

生没 1577(天正5)-1615(元和元)
生地 尾張国
実父 毛利勝信(森吉成)
実母
別称 毛利豊前守、毛利吉政

略伝

 豊臣家家臣毛利勝信の子。
 1587(天正15)年、父勝信が豊前小倉6万石を与えられると、後に自らも豊前で1万石を領し、1597(慶長2)年からの朝鮮出兵では渡海する。
 勝信が石田三成と懇意だったため、1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いでは石田方に属して出陣するが敗れ、戦後、勝信とともに熊本藩主加藤清正に、後に土佐藩主山内一豊に預けられた。
 流人の身でありながら鷹狩が許されるなど、比較的自由な生活を送っていたが、1614(慶長19)年、豊臣秀頼の招きに応じ、土佐を脱出して大坂城に入城。同年の冬の陣では戦闘の機会はほとんどなかったが、翌年の夏の陣では、大坂城南の天王寺で真田幸村とともに徳川家康の本陣に迫る活躍をみせる。しかし、5月8日の大坂城の落城により、秀頼らとともに自害した。

配役

森田 肇 修羅城(1929・日活)
丘路 千 真田幸村の謀略(1979・東映)
青木義朗(54) 徳川家康(1983・NHK)
宮内 洋(40) 真田太平記(1985・NHK)
福中勢至郎(50) 葵 徳川三代(2000・NHK)
松永鉄九郎(47) 茶々 天涯の貴妃(2007・東映)
岡本健一(47) 真田丸(2016・NHK)
坂東 工(39) 真田十勇士(2016・松竹)
菅原卓磨(45) どうする家康(2023・NHK)
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毛利幸松丸もうり・こうまつまる

生没 1515(永正12)-1523(大永3)
生地 安芸国?
家系 毛利氏

略伝

 毛利興元の子。
 1516(永正13)年の父興元の死により毛利家の家督を相続。わずか2歳であったため、叔父元就らの後見を受けたが、1523(大永3)年に9歳で没した。 

配役

北尾 亘(10)
深川雄太
伊達力哉
毛利元就(1997・NHK)
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毛利小平太もうり・こへいた

生没
生地
実父
実母

略伝

 播磨赤穂藩(浅野家)に仕え、大納戸役などを務める。
 1701(元禄14)年、主君浅野長矩が江戸城内で吉良義央に刃傷に及び、赤穂藩が改易された後は、仇討ちの義盟に加わる。その後、岡野金右衛門らとともに江戸に下り、手紙を届けると称して吉良邸の庭にまで入り込むなど吉良方の探索に貢献したが、翌年12月の吉良邸への討入り直前に脱盟し、行方をくらました。
 最後の脱盟者としてその後の劇化では、さまざまな話が仕立てられているが、真の脱盟の原因は明らかでない。一説には美濃大垣藩主戸田氏定に仕えていた兄に説得されたためともいわれている。

配役

市川莚十郎(52) 毛利小平太(1921・松竹)
5沢村四郎五郎(46) 毛利小平太(1923・松竹)
中山介三郎 江戸へ帰った退屈男(1931・右太プロ)
嵐幸三郎(24) 二番手赤穂浪士(1932・映画)
大河内伝次郎(36) 忠臣蔵(1934・映画)
坂東好太郎(25) 小平太何処へ行く(1936・松竹)
山路義人①(33) 元禄快挙余譚 土屋主税 雪解の巻(1937・映画)
山路義人②(33) 元禄快挙余譚 土屋主税 落花の巻(1937・映画)
大乗寺八郎(28) 忠臣蔵(1937・映画)
坂東好太郎(41) 元禄水滸伝(1952・東宝)
鶴田浩二(30) 忠臣蔵(1954・映画)
片岡栄二郎(38) 赤穂浪士(1956・東映)
木村 功(33) 忠臣蔵の人々(1956・KR)
服部哲治(25) 忠臣蔵(1961・NHK)
安井昌二(36) 赤穂浪士(1964・NHK)
脇中昭夫(20) 忍法忠臣蔵(1965・映画)
天知 茂(38) あゝ忠臣蔵(1969・KTV)
高橋悦史(36) 大忠臣蔵(1971・NET)
荒谷公之(27) 編笠十兵衛(1974・CX)
磯部 勉(25) 元禄太平記(1975・NHK)
柴田侊彦(36) 赤穂浪士(1979・ANB)
新 克利(39) 女たちの忠臣蔵 いのち燃ゆる時(1979・TBS)
中村好男(26) 峠の群像(1982・NHK)
丹波義隆(28) くノ一忠臣蔵(1983・CX)
西郷輝彦(38) 忠臣蔵(1985・NTV)
川谷拓三(46) 忠臣蔵異聞 生きていた吉良上野介(1987・ANB)
石原良純(27) 大忠臣蔵(1989・TX)
山崎有右(32) 元禄繚乱(1999・NHK)
橋爪 淳(43) 忠臣蔵 決断の時(2003・TX)
森岡 豊(31) 忠臣蔵(2004・EX)
北斗 潤①(26) 刺客請負人(第1部)(2007・TX)
忍成修吾(26) 忠臣蔵 瑤泉院の陰謀(2007・TX)
北斗 潤②(27) 刺客請負人(第2部)(2008・TX)
金山一彦(41) 徳川風雲録 八代将軍吉宗(2008・TX)
伊嵜充則(35) 忠臣蔵 その義 その愛(2012・TX)
泉澤祐希(23) 忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣(2016・NHK)
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毛利小平太の兄もうり・こへいたのあに

生没
生地
実父
実母

略伝

 毛利小平太の兄。
 美濃大垣藩(戸田家)に仕えていたという。

配役

田中 浩(45) 赤穂浪士(1979・ANB) 役名は毛利武太夫
松山英太郎(43) 忠臣蔵(1985・NTV) 役名は毛利源左衛門
大高洋夫(40) 元禄繚乱(1999・NHK) 役名は毛利右源太
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毛利小平太の父もうり・こへいたのちち

生没
生地
実父
実母

略伝

 毛利小平太の父。

配役

中村栄二(57) 赤穂浪士(1964・NHK) 役名は毛利小左衛門
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毛利小平太の母もうり・こへいたのはは

生没
生地
実父
実母

略伝

 毛利小平太の母。

配役

浦辺粂子(62) 赤穂浪士(1964・NHK) 役名は安江
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毛利定広もうり・さだひろ

生没 1839(天保10)-1896(明治29)
生地 周防国
家系 毛利氏
実父 毛利広鎮
実母 滝瀬(三宅才助女)
別称 毛利元徳

略伝

 周防徳山藩主毛利広鎮の十男。
 毛利敬親の養子となる。1864(元治元)年、藩内の尊王攘夷派が朝廷内での勢力回復を企図し、兵を率いて京都に進出した(蛤御門の変[禁門の変])際には、自らもこれを追って東上したが、途中で敗報を聞いて撤退。その後、官位を剥奪された。
 明治維新後の1869(明治2)年、敬親の隠居により家督を相続して山口藩知事となったが、1871(明治4)年の廃藩置県によりこれを辞職。その後、第十五銀行頭取や貴族院議員などを務めた。

配役

梅若礼三郎(30) 風雲長門城(1931・新興)
原聖四郎(39) 海峡の風雲児(1943・大映)
花ノ本寿(26) 竜馬がゆく(1968・NHK)
石橋正次(23) 天皇の世紀(1971・ABC)
坂東正之助(23) 花神(1977・NHK)
円谷 浩(25) 奇兵隊(1989・NTV)
天間信紘(21) 徳川慶喜(1998・NHK)
三浦貴大(30) 花燃ゆ(2015・NHK)
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毛利新助もうり・しんすけ

生没 1538(天文7)?-1582(天正10)
生地 尾張国
実父
実母
別称 毛利新介、毛利良勝

略伝

 織田信長に仕える。
 1560(永禄3)年の桶狭間の戦いでは、服部小平太今川義元に一番槍をつけた後、義元に指を食いちぎられながらも首級を挙げる戦功を立てる。
 その後、信長のそば近くに仕えていたが、1582(天正10)年6月2日の本能寺の変の際、織田信忠に従い、二条御所で明智光秀の軍勢と戦って討死した。

配役

尾上華丈(31) 英傑秀吉(1929・日活)
瀬戸一司 織田信長(1940・日活)
楠本健二(24) 急襲桶狭間(1953・東映)
片岡栄二郎(41) 風雲児織田信長(1959・東映)
河村満和 徳川家康(1965・東映)
津嘉山正種(29) 国盗り物語(1973・NHK)
小田島隆(27) おんな太閤記(1981・NHK)
堀田真三(42) 太閤記(1987・TBS)
真矢 武(22) 織田信長(1989・TBS)
青木 健(49) 信長(1992・NHK)
小峰隆司(61) 織田信長(1994・TX)
深江卓次(29) 秀吉(1996・NHK)
川崎一馬(25) 利家とまつ 加賀百万石物語(2002・NHK)
白石朋也(26) 国盗り物語(2005・TX)
奥深山新(39) 太閤記 天下を獲った男・秀吉(2006・EX)
今井 翼(39) 麒麟がくる(2020・NHK)
松村龍之介(28) 桶狭間 織田信長 覇王の誕生(2021・CX)
永田崇人(33) 豊臣兄弟!(2026・NHK)
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毛利季光もうり・すえみつ

生没 1202(建仁2)-1247(宝治元)
生地
家系 毛利氏
実母

略伝

 大江広元の四男。
 3代将軍源実朝に仕え、1219(承久元)年の実朝の暗殺後に出家したが、1221(承久3)年の承久の乱の際、北条泰時に従って軍勢を率いて上洛。乱後、恩賞として安芸吉田の地頭職に任ぜられ、これが後世の安芸毛利氏の興隆につながった。
 1233(天福元)年には幕府評定衆となり、幕政の中枢に加わるが、1247(宝治元)年6月の宝治合戦で、三浦泰村の妹であったことから三浦方に属し、幕府方の軍勢に敗れて泰村らとともに自害した。

配役

高橋英樹(57) 北条時宗(2001・NHK)
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毛利季光の妻もうり・すえみつのつま

生没
生地
家系 三浦氏
実母

略伝

 三浦義村の子。
 毛利季光に嫁いだ。

配役

大谷直子(51) 北条時宗(2001・NHK) 役名は藤子→藤泉尼
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毛利敬親もうり・たかちか

生没 1819(文政2)-1871(明治4)
生地 武蔵国
家系 毛利氏
実父 毛利斉元
実母 歌岡(原田東八女)
別称 毛利慶親

略伝

 長州藩主毛利斉元の次男。
 1837(天保8)年、いとこにあたる長州藩主毛利斉広の急養子となって家督を相続し、長州藩主となる。
 藩主就任後は、村田清風らを登用して藩政改革を推進して一定の成果を挙げるが、1853(嘉永6)年の黒船来航後、藩内に次第に攘夷論が高まり、周布政之助を起用して「藩是三大綱」を決定して軍制改革に着手。1861(文久元)年には長井雅楽の航海遠略策を採用して公武合体論に転じるが、藩内尊王攘夷派の勢いが増す中、長井の失脚、周布の復権によって藩論は再び尊王攘夷に傾斜した。
 1863(文久2)年5月、馬関(下関)で外国船を砲撃して攘夷を強行し、同年8月には政変により失脚した尊王攘夷派公卿を長州に保護するなど独自の路線を突き進むが、翌年には四か国連合艦隊の報復攻撃を招いて惨敗した上、藩内の尊王攘夷派が朝廷内での勢力回復を企図し、兵を率いて京都に進出したものの大敗を喫する(蛤御門の変[禁門の変])。そのため、朝廷により官位を剥奪され、朝廷の命を受けた幕府の攻撃を受けると、保守派が藩政の実権を握り、3家老の切腹と引き換えに幕府に恭順し、謹慎した。
 翌1865(元治元)年、倒幕を企図する高杉晋作らが率いる奇兵隊が保守派を駆逐し、桂小五郎らが藩政の主導権を確保すると、薩摩藩など諸藩との連携を強め、翌年、再び幕府の攻撃を受けた際にはこれを撃退して幕府の弱体化を加速させる。翌1867(慶応3)年10月には朝廷より討幕の密勅を受けて率兵上洛し、同年12月の王政復古に大きく貢献。明治維新後の1869(明治2)年には朝廷に版籍を奉還し、その後、ほどなくして隠居した。
 なお、御前会議ではほとんど意見を述べず、「そうせい」と述べるにとどまったとされることから、「そうせい侯」と呼ばれていたという。

配役

児島三郎(43) 青年(1934・新興) 役名は毛利大膳太夫
市川正二郎(28) 決戦奇兵隊(1941・日活)
吉井莞象(46) 海峡の風雲児(1943・大映)
品川隆二(28) 花かご道中(1961・映画)
尾上鯉之助(29) 鷹天皇飄々剣(1962・映画)
増田順司(53) 幕末姉妹(1968・CX)
勝見延章(46) 竜馬がゆく(1968・NHK)
金内吉男(36) 吉田松陰(1969・KTV)
和田文夫(42) 天皇の世紀(1971・ABC)
河村弘二(65) 風が燃えた(1978・TBS)
金田龍之介(49) 花神(1977・NHK)
香川良介(84) 徳川一族の崩壊(1980・映画)
小笠原弘(62) 奇兵隊(1989・NTV)
仲 恭司(49) 徳川慶喜(1998・NHK)
高橋英樹(56) 蒼天の夢 松陰と晋作・新世紀への挑戦(2000・NHK)
榎木孝明(50) 長州ファイブ(2006・映画)
一岡裕人(52) 龍馬伝(2010・NHK)
北大路欣也(72) 花燃ゆ(2015・NHK)
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毛利隆元もうり・たかもと

生没 1523(大永3)-1563(永禄6)
生地 安芸国
家系 毛利氏

略伝

 毛利元就の長男。
 幼時より父元就が与していた大内家の人質として山口に暮らす。
 1546(天文15)年の元就の隠居により家督を相続したが、実権は引き続き元就が有する。1560(永禄3)年には安芸守護、1562(永禄5)年には備中・長門の守護を兼ねたが、翌1563(永禄6)年9月、尼子攻めの途上、和智誠春の饗応を受けた後に安芸佐々部で急死した。

配役

湯沢紀保(29) 毛利元就(1983・RCC=中国放送)
上川隆也(32)
金澤 匠(9)
毛利元就(1997・NHK) 最期は暗殺
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毛利輝元もうり・てるもと

生没 1553(天文22)-1625(寛永2)
生地 安芸国
家系 毛利氏
実母 尾崎局
別称 幸鶴丸

略伝

 毛利隆元の子。
 1563(永禄6)年の父隆元の死により家督を相続。当時まだ11歳であったため、祖父元就、1571(元亀2)年のその死後は叔父吉川元春小早川隆景の補佐を受けつつ、元就の遺業である中国地方の平定を進める。
 しかし、折からの織田信長の西進により信長との関係が次第に険悪化し、1576(天正4)年には、信長により追放された足利義昭を庇護することとなったため、信長との対立は決定的となる。信長に石山本願寺を包囲されていた顕如に援助を要請された際にはこれに応じ、摂津木津川口などで水軍をもってたびたび織田勢を撃退。また、1578(天正6)年には織田方の羽柴秀吉の後ろ盾を得て播磨上月城に拠った尼子勝久を滅ぼすなど織田勢の西進を阻んだ。
 その後、播磨・但馬を平定した秀吉の攻勢が強まり、本願寺の降伏も相まって次第に秀吉方に押され、山陰道では1581(天正9)年に鳥取城が陥落。山陽道では1582(天正10)年5月に備中高松城を包囲されるなど苦境に直面するが、同年6月の本能寺の変による信長の横死により、秀吉といったん和睦する。
 やがて、信長後継の地位を確実なものとした秀吉に臣従。本拠の安芸ほか中国地方一円120万石余の所領を安堵され、1589(天正17)年には広島に新たに城を築いて吉田郡山城から本拠を移す。1592(文禄元)年からの朝鮮出兵では総大将として渡海し、秀吉の晩年には徳川家康らと並んで五大老の一に数えられた。
 1598(慶長3)年の秀吉の死後は形勢を傍観していたが、石田三成により次第に家康の対抗馬にまつり上げられ、1600(慶長5)年7月に大坂城に入城。石田方の総大将となるが、徳川方に内応していたいとこ吉川広家の説得などにより出兵は差し控え、9月15日の本戦で石田方が潰滅すると大坂城を退去して、家康に恭順の意を示した。
 戦後、広家の奔走により改易を免れるが、所領は周防・長門の2か国36万9000石にのみに削られ、後に長門萩の指月山に築城してここを本拠とする。1614(慶長19)年からの大坂の陣では両度とも幕府方として出兵し、1623(元和9)年に隠居した。

配役

尾上松緑(42) 猿飛旅日記(1937・映画)
藤岡重慶(37)
関根永二郎
大坂城の女(1970・KTV)
入江正徳(54) おんな太閤記(1981・NHK)
金田龍之介(53) 関ヶ原(1981・TBS)
戸浦六宏(52) 戦国の女たち(1982・CX)
御木本伸介(52) 徳川家康(1983・NHK)
中山昭二(57) 真田太平記(1985・NHK)
浜田 晃①(47) 徳川家康(1988・TBS)
風間正広(39) 秀吉(1996・NHK)
森田 剛(18)
中村国生(2)
毛利元就(1997・NHK)
宇津井健(69) 葵 徳川三代(2000・NHK)
大森啓祠朗(46) 利家とまつ 加賀百万石物語(2002・NHK)
津嘉山正種(62) 功名が辻(2006・NHK)
松澤一之(51) 戦国自衛隊 関ヶ原の戦い(2006・NTV)
中尾 彬(67) 天地人(2009・NHK)
黒沼弘己(53) 寧々 おんな太閤記(2009・TX)
浜田 晃②(70) 江 姫たちの戦国(2011・NHK)
吹越 満(48) 女信長(2013・CX)
三浦孝太(30) 軍師官兵衛(2014・NHK)
浅地直樹(51) 真田丸(2016・NHK)
山崎清介(60) 関ヶ原(2017・東宝)
吹越 満(58) どうする家康(2023・NHK)
濱 正悟(32) 豊臣兄弟!(2026・NHK)
大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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毛利秀包もうり・ひでかね

生没 1567(永禄10)-1601(慶長6)
生地 安芸国
家系 毛利氏
別称 小早川秀包、小早川元総

略伝

 毛利元就の九男。
 1583(天正11)年、甥輝元羽柴秀吉と講和した際、その人質として吉川広家とともに秀吉のもとに移り、1585(天正13)年に伊予大洲3万5000石、1587(天正15)年には筑後久留米7万5000石を与えられる。
 1592(文禄元)年からの朝鮮出兵では渡海。1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いの際には、石田方に属して近江大津城を攻撃したが、城主京極高次の頑強な抵抗に遭って関ヶ原での本戦に間に合わず、大坂城に撤退。戦後、所領を没収された。
 なお、キリシタン大名として知られ、久留米城下には多くのセミナリヨが建設されていた。

配役

仲 恭司(51) 葵 徳川三代(2000・NHK)
宮坂健太(17) 軍師官兵衛(2014・NHK)
大河ドラマ+時代劇 登場人物配役事典
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毛利秀広もうり・ひでひろ

生没 ?-1581(天正9)
生地
実父
実母

略伝

 上杉謙信に仕える。
 1578(天正6)年の謙信没後に生じた上杉景勝上杉景虎との家督争い(御館の乱)では、景虎方に属したが後に景勝方に転じ、武田勝頼との和睦交渉に功があった。
 しかし、その後何らの恩賞もなく、それが山崎専柳斎の讒言によるものだったことを知り、1581(天正9)年9月、景勝の本拠越後春日山城にて、専柳斎とたまたま居合わせた直江信綱とを斬殺し、自らも岩井信能に殺害された。

配役

長谷川公彦(47) 天地人(2009・NHK)
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毛利秀元もうり・ひでもと

生没 1579(天正7)-1650(慶安3)
生地 備中国
家系 毛利氏
実父 穂井田元清
実母 妙寿院(来島通康女)

略伝

 毛利元就の四男元清の次男。
 実子に恵まれなかったいとこ毛利輝元の養子となり、1587(天正15)年、輝元が九州侵攻の先陣を務めるにあたって豊臣秀吉の人質となる。その後、秀吉の寵愛を受け、後にその養女(豊臣秀長の娘)を正室に迎える。1592(文禄元)年からの朝鮮出兵では2度とも渡海。その間の1595(文禄4)年に輝元に実子が誕生したため、1599(慶長4)年に輝元より長門などで17万石余を分知されて別家した。
 翌年の関ヶ原の戦いでは輝元とともに石田方に属したが、9月15日の本戦では徳川方に内通していたいとこ吉川広家により出兵を妨害され、戦闘に加わることができぬまま石田方の潰滅により撤退。戦後、所領を没収されたが、輝元より改めて5万石を分知され、長門長府藩主となった。
 その後、輝元を補佐し、1623(元和9)年の輝元隠居後はその後継秀就の後見として執政を務めたが、やがて秀就とは不和となって、1631(寛永8)年に後見役から退く。秀就とは後に幕府の仲立ちにより和解し、晩年は徳川家光の御伽衆となってしばしば家光に召し出された。

配役

山下勝也 関ヶ原(1981・TBS)
越村公一(32) 徳川家康(1983・NHK)
森 卓三 真田太平記(1985・NHK)
小林 健(29) 葵 徳川三代(2000・NHK)
水間貴弘(28) 天地人(2009・NHK)
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毛利秀頼もうり・ひでより

生没 1541(天文10)?-1593(文禄2)
生地 尾張国
家系 斯波氏
実母
別称 毛利長秀

略伝

 斯波義統の子。
 1554(天文23)年の父義統の横死後、織田信長に仕えたという。
 1582(天正10)年3月の織田勢の信濃平定後に飯田城主となるが、同年6月の本能寺の変による信長の横死後、所領を放棄して尾張に戻る。その後は豊臣秀吉に仕え、再び飯田城主となった。

配役

浜田東一郎(50) 信長(1992・NHK)
竹井亮介(48) 麒麟がくる(2020・NHK)
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毛利弘元もうり・ひろもと

生没 1468(応仁2)-1506(永正3)
生地 安芸国
家系 毛利氏
実父 毛利豊元
実母

略伝

 安芸の国人毛利豊元の長男。
 毛利元就の父。1476(文明8)年、父豊元の隠居により家督を相続し、豊元と同じく大内家に属する。
 1499(明応8)年、10代将軍足利義稙大内義興を頼って周防に落ち延び、義興から義稙への加勢命令、これに対し幕府からも義稙の追討命令を受けたため、進退窮まって隠居した。

配役

西郷輝彦(50) 毛利元就(1997・NHK)
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毛利弘元の正室もうり・ひろもとのせいしつ

生没 1468(応仁2)-1501(文亀2)
生地 安芸国
実母
別称

略伝

 福原広俊の子。
 毛利弘元の正室となり、興元元就らをもうけた。

配役

竹下景子(44) 毛利元就(1997・NHK) 役名は祥の方
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毛利弘元の側室もうり・ひろもとのそくしつ

生没
生地
実父 有田氏?
実母

略伝

 毛利弘元の側室となり、元綱をもうけた。

配役

松原千明(39) 毛利元就(1997・NHK) 役名は相合の方
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毛利元就もうり・もとなり

生没 1497(明応6)-1571(元亀2)
生地 安芸国
家系 毛利氏
別称 松寿丸

略伝

 毛利弘元の次男。
 1516(永正13)年の兄興元の没後に家督を相続したその子幸松丸の後見となり、翌年には元安芸守護武田元繁と交戦してこれを討ち取るなど事実上の当主として奔走。1523(大永2)年の幸松丸の没後に家督を相続したが、家臣らの対立が絶えず、家督相続直後には尼子経久の後ろ盾を受けた一部の家臣らが異母弟相合元綱の擁立を図ったため、元綱一派を討伐した。
 北の尼子、西の大内の二大勢力に挟まれていたため二重外交を強いられるが、1525(大永5)年にはそれまで従属していた尼子家と絶って大内方に転じる。1540(天文9)年には尼子晴久の侵攻を受けるが、領民を城内に入れて籠城し、大内義隆の後方支援を得てその撃退に成功。1542(天文11)年には義隆に従って逆に晴久の本拠出雲月山富田城を囲むが、尼子勢の反撃を受けて大敗を喫した。
 1546(天文15)年に隠居して長男隆元に家督を譲るが、引き続き実権を掌握し、次男元春を吉川家、三男隆景を小早川家に、それぞれ家中の混乱に乗じ養子として送り込んで両家を傘下に収め、いわゆる「毛利両川」体制を確立させて、安芸をほぼ平定。1551(天文20)年、陶隆房(晴賢)が大内義隆に謀叛を起こした際には隆房と通じたが、次第にこれと対立し、1555(弘治元)年には晴賢の大軍を地の利で勝る厳島に誘き出して寡勢で大勝し、晴賢を討ち取る。1557(弘治3)年には大内義長を討って大内家の所領周防・長門の2国を平定。そのため、北九州に勢力を伸ばす大友宗麟と国境を接するに至り、大友勢とも激しい戦闘を繰り広げた。
 1566(永禄9)年には月山富田城を落として尼子義久を降伏させ、山陰地方を平定。中国地方の大半を平定した後も、山中鹿之介ら尼子残党の挙兵、九州での大友勢の攻勢などへの対応に追われた。

配役

月形龍之介(56) 少年三国志(1958・東映) 役名は毛利曹左衛門
平幹二朗(50)
遠藤義徳(19)
毛利元就(1983・RCC=中国放送)
疋田泰盛 鶴姫伝奇 興亡瀬戸内水軍(1993・NTV)
3中村橋之助(32)
森田 剛(18)
岩渕幸弘(7)
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毛利元就の正室もうり・もとなりのせいしつ

生没 1499(明応8)-1545(天文14)
生地 安芸国
実母 高橋直信女

略伝

 吉川国経の子。
 毛利元就の正室となり、隆元(吉川)元春(小早川)隆景らをもうけた。

配役

川口敦子(50) 毛利元就(1983・RCC=中国放送)
富田靖子(28) 毛利元就(1997・NHK) 役名は美伊の方
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毛利元康もうり・もとやす

生没 1560(永禄3)-1601(慶長6)
生地 安芸国
家系 毛利氏
別称 末次元康

略伝

 毛利元就の八男。
 1585(天正13)年、四兄元秋の死によって出雲月山富田城主、後に備後神辺城主となる。
 1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いの際には、石田方に属して近江大津城を攻撃したが、城主京極高次の頑強な抵抗に遭って関ヶ原での本戦に間に合わず、大坂城に撤退。戦後、輝元の減転封に伴って長門国内に所領を移された。

配役

坂部文昭(55) 葵 徳川三代(2000・NHK)
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毛利師就もうり・もろなり

生没 1706(宝永3)-1735(享保20)
生地 長門国
家系 毛利氏
実父 毛利匡広
実母 相子(下村氏女)

略伝

 長門長府藩主毛利匡広の五男。
 1729(享保14)年、父匡広の死により家督を相続し、長府藩主となった。
 なお、世子時代の1725(享保10)年、江戸城内にて突如として信濃松本藩主水野忠恒に斬りつけられ、負傷している。

配役

岡崎賢司 暴れん坊将軍 III (1988・ANB)
千田 悟(28) 八代将軍吉宗(1995・NHK)
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